こうたろうのブログ

みんカラはしません

NE555を用いたバックブザーユニットの製作

12V車用のバックブザーユニットを自作しました。
大きいトラックやダンプカーがバックするときにピーピー鳴ってるやつです。一時期軽トラに乗っていたことがありまして、その時に作ったものです。これを部品4個で製作しました。
 
使用部品
・タイマーIC NE555P
・半固定抵抗 100kΩ[104]
・電子ブザー HDB06LFPN
半固定抵抗と電解コンデンサの値で周期の範囲が決まります。ブザーは電圧を与えるだけで音がなるものであればほぼ何でも使えます。
 
回路図

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※見返したら分かりづらかったですね... 3と4は繋がってないです。 
 
完成品

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赤のプラス線と黒のグランド線をバックランプと並列に接続すると、リバースギアに入れた時にブザーが断続的に鳴ります。周期の調節は半固定抵抗を回して行います。また実際に使用するときは、ケースに入れたりビニールテープ等で覆ったりして防水してください。
 
グランド線を車幅灯(ポジションランプ)のプラス側に繋ぐことで、車幅灯点灯時はブザーが鳴らなくなります。既にある車幅灯点灯スイッチと兼用することで、ブザーのオンオフスイッチを新たに設ける必要がなくなります。
 
以下、理屈。
電子部品はプラス側とグランド側の電位差(電圧[V]の値の差)が生じることによって駆動します。例えば12Vで駆動する部品や機器は、プラス側を12V、グランド側を0Vとするのが一般的ですが、プラス側を24V、グランド側を12Vとしても問題ありません。どちらも電位差は12Vですね。
もちろん部品に与える電位差が0Vだと駆動はしません。このユニットでいうと、車幅灯点灯時は電位差が0Vになるためブザーが鳴りません。
 
では!